前にも書いたかもしれないのだけれど、自民党がマイナンバーに固執している理由がどうもいまいちわからない。年金をはじめとする社会保障システムから、納税システム、資産管理から健康管理に至るまで全ての個人情報を一本化することによって、困ることになるのは様々な形で資産を分散させている金持ちじゃないのだろうかと。
大した資産も持たない一般庶民にとってはただ単に個人情報を一切管理されてしまうということでしかないかもしれないけれど、彼らは隠すということができなくなるのではないのだろうか。
いやここに多分資産を持たない小市民には想像のつかない何かがあるのだろう。例えば裏金となってしまっている資産を現金のまま管理していたら、それは一切個人情報には現れてこない。だから、法人間の裏金のようなものが動いても、それはマイナンバーどこの風ってなものでしかない。つまり、悪者が手にする悪い金というものは今までと変わらないのではないのか。
早い話が小市民はその全貌を政府に握られ、悪い奴がその情報を売り飛ばしたりして、いいように使いまわされ、金持ちは今までと対して変わりなく、ウヒヒだ、ってことじゃないのか?