ほぼ足りてまだ欲 その先

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トラウマ

 パソコンの話を書いていたら、あの3年半のことを想い出してしまった。あの頃のことはまさにトラウマになっていて、想い出すと、次々に腹が立ったことを想い出して来ちゃうのには参る。あれからもう10数年も経っているというのに、なんで今更想い出すと腹が立つのか、不思議なものだなぁと思う。
 人間の価値観なんてものは本当に人によって全然違うから、「普通」という言葉をたやすく使うのは如何なものかと思うなぁ。ある人にとってはそれが当然だとしても、他の人にはそれは異常だとはいわないまでも、普通じゃないと映ることというのはその辺にコロコロ転がっている。だから、自分だってどこでどんな具合に気がつかないうちに人を傷つけていないとも限らない。
 赴任に際して4-5点、麻雀用のゴムマット、生八つ橋、ワープロ用のインクリボン・・・なんてものを手持ちしてきてくれと(当時のことだから)ファックスが入った。持って行って、領収書をずらっと渡したら、「ひとつくらい僕にくれても良いだろう!」と大声を上げたのが第一日目だったのだから、驚いた驚いた。あとは推して知るべしだ。
 今でも腹が立つ。
 新人が赴任してきたときは挨拶代わりに持ってきてもらったものはただで提供されるべきなんだと思っていたのは、彼の独自の論理なのだろう。
 そうそう、昨日友人がある人のことを称して、「こういう具合に人から言われたら普通こう思うのに、あいつはわかってない」としきりに文句をいうんだけれど、こういわれたらこう感じるっていうのは彼の尺度であって、それは誰にも当てはまる論理じゃないのだよ。