そう、かれこれ三年前くらいまで、私は定期的に耳鼻咽喉科に通っていたんです。なにかというと、耳垢が耳の穴をブロックして聞こえにくくなってしまうんです。耳垢は普通には耳くそといいますね。でも、臍の胡麻は臍くそとはいいませんが、まぁ、それはそれで良いです。
で、耳鼻科の先生、といってもお隣さんです、が仰るには耳の中が毛だらけで、それが錯綜しているので、どうしてもそうなってしまう・・・と言うことだったと思うのです。
耳の穴に薬物なのか、単なる水なのか、液体を注入してしばらくそのままにしてふやけさせます。そしてエアで吸い取りますと、スッポン!みたいにとれて、そこから嘘のように良く聞こえるようになったのです。
ところがそれがまったくそんなことにならなくなったのです。どうしてなんでしょうねぇ。その代わりに確かに耳が遠くなりつつあることを感じるようになりました。それもコソコソ喋られると(あ、当たり前か)実に聞き分けられないのです。それは多分に筋肉や肉体的構成要素が草臥れてきて敏感に反応しなくなってきているのでしょうねぇ。
やれやれってところですかね。