ほぼ足りてまだ欲 その先

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やぶにらみ

 多分全然的を射ていないとは思うのだけれど、何となくこんなことを発想したんだ。
 それは、有名人や著名な人たちというのは、それだけたくさんの人たちの視線を集めて暮らしている、もしくは暮らしてきたわけで、それだけその人たちに対する責任というものを知らないうちに抱えていく。と同時にその人たちのお世話になって人生を送ってきたことになる。
 となると、まったく人目につきたくない人、人から知られたくない人というのがいて、その人たちは、他人に対する責任なんてものはなにもないし、生きていく上で他人に比較的小さな負担をかけるだけで人生を送ってきた。
 功成り名を遂げるというのはとてもたくさんの人からの信託を受けて責任を抱えたということで、その種の人たちは「あぁ、私は多くの人の力を得てここまで来たんだなぁ」と充分に思って欲しいということになるのだ。
 つまり、誰に知られるということもなく人生を終えようとしている人たちはむしろ社会、あるいは国家から、あなたは良く自律して人生を送られましたといって表彰されるべきなのね。
 経済的に成り立たなくなって社会的資本を利用して生活を成り立たすことがようやくできている人たちだってなにも遠慮をする必要はない。なぜなら彼らが必要とする程度の経済的負担よりも、功成り名を遂げた人たちの方が、そうなるために周囲の人たちにたくさん負担をかけてきたのだからなのです。
 この辺の論理は大変にわかりにくいのだけれど、莫大な資産を築いた人はそれだけ周辺の人に負担をかけることによって築いたのですよ。
 多分(ばっかじゃない?こいつ!)と思われたかなぁ・・・。