ほぼ足りてまだ欲 その先

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消費税増税の前に

 消費税が導入された1989年4月にはこれと引き替えに料飲税(料理飲食等消費税)やら、物品税なんてのがなくなった。あれがなんでなくなったのかと今になって思う。今の消費税は何からなにまでも一律に税がかかっている。どんなものを買おうが支払っている。ピーマン一個買おうが、銀座のマキシムで高額フレンチを食べようがかかる消費税は一緒だ。これがどうもおかしいんじゃないかという気がする。
 高額なものを平気で楽しめる人はそれだけの負担能力があるんだから、それだけ負担してもいいじゃんじゃないのか。これが「滴りおちる」経済だといっても良いんじゃないのか?鈍行で旅をする人とのぞみに乗って急いでいく人とが同じ割合の税負担なのか。割合が同じなんだから負担の絶対額が違ってくるんだからそれで良いという理屈なんだろうけれど、これも累進化で良いんじゃないのか。