ほぼ足りてまだ欲 その先

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フランスはどう少子化を克服したか (新潮新書)

フランスはどう少子化を克服したか (新潮新書)

 私は新潮社を好きでないと、何度も書いた。週刊新潮が書くことが自民党擁護が多いという理由からだ。それは週刊文春も同じだけれど、文藝春秋社で本を出している方から勘弁してねといわれている。先日は週刊文春ユニクロに覆面社員を送り込んでいる記事があったから買ったことがあるけれど。ま、いい加減ではある。
 この本は新潮新書だ。多分衝撃的なことが書いてあるんだろうな、と覚悟はしていたけれど、最初の3頁を読んだだけで、もうすでに打ちのめされた。フランスでは3歳から週に4日半、全員が無料で保育学校へ入るんだそうだ。つまり、保育園で金がかかるのはそれまでのことで、そこから先は国が面倒を見る。これだけでも格段の相違だ。ここから先を読むとどんなことになるんだろう。
 「私たちを助けるために国があり、見捨てられることはない」なんていう引用されている新聞記事の中の言葉を読んじゃうと、わが国の現状と比べたらため息が出るというか、涙が出そうだ。
 この本はノンフィクション本の書評サイト、HONZこちら)で知りました。
この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)

この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)

 今映画が公開されていて、主人公の声を事務所と揉めて今では「のん」といっている能年玲奈がやっていて、至極評判が良い。「君の名は。」が東宝配給で大ヒットをしているのと比べると、東京テアトル配給で公開されているのはメインの劇場ではないし、全国一斉でもないので、露出度はかなり低いがかなり評判で、私の知人(私より一歳上の爺さん)なんぞは今度三回目を見に行くといっており、双葉社の「漫画アクション」で連載されていた漫画原作を読んでいるというので、私もkindle版を落として読み始めた。しかし、これ、さすがに週刊漫画誌に連載だったくらいだから全編モノクロだがファイルが大きい!