ほぼ足りてまだ欲 その先

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Cafe Society


 またまた、ウディ・アレンの映画である。邦題をなんといったか覚えていないなぁと思ったら、ただ「カフェ・ソサエティ」という。わが連れ合いにはウディ・アレンはそれほど評判が高くない。どうもしつこいからではないか、という気がするが私は実は大好きである。ま、確かに山田太一の「男は辛いよ」に通じるものがあって、いつも同じパターンを手を変え品を変えて描いているような気がしないではないけれど、一種イタリア、シシリー島出身の人たちに通じるような、ジューイッシュの世界を描き続ける。ジューイッシュをほとんど知らない日本の人たちにはどのように映っているんだろうか。ジェシー・アイゼンバーグウディ・アレン映画にこれほどぴったりはまるとは思わなかった。
 前回の「ブルー・ジャスミン」もとても面白かった。「ジゴロ・イン・ニューヨーク」はどうも展開がわかりすぎているような気がしてみたくなかった。「教授のおかしな妄想殺人 IRRATIONAL MAN」と「マジック・イン・ムーンライト MAGIC IN THE MOONLIGHT」は気がつかなくて見ていない。どこかで見なくちゃ。