ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

コミュニケーション

 今の日韓の関係を見ていると、集合住宅の様々なちょっとしたトラブルを思い出す。
上のうちの子どもが飛び跳ねる音がする、何かをごろごろ転がしているような音がする、工事業者が入って、その音が響く、ゴミ置き場に不燃ゴミとして出せないものを出した人がいる、子どもに挨拶をしたけれど、大人に声をかけられても相手をするんじゃないと親がいったからと逃げていく。
 みんなそれぞれがどんな生活をしているのか、どんな家族形態で暮らしているのか、踏み込まないし、踏み込んでほしくない。その子どもは大きくなったらもう子犬のように飛び跳ねたりしない。その子がどんな子か知っていたら、あぁ、ちょっとはしょうがないか、と納得する。子どもは永遠に飛び跳ねてやしない。
 自分が出している生活音がいったい隣の人、下の人にどのように聞こえているのか、全く関知していない。自分の上の人がガタガタさせたら、自分も「あ、そうか!」と気がつく。それをそれっと上がっていって「売る線だよ、ぶっ殺すぞ!」といったらもうそれから咲き修復なんてできるわけがない。「あぁ、そうか、こんな風に聞こえちゃうのか・・・」と気がつけば、そうしないようになるだろう。
 下のおじさんが歌う声が時々して「はっ!」とするけれど、あのおもしろいおじさんだったらやりそうだな、と前の日の会話を思い出せば気にならない。けれど、全く口も聞かず、挨拶もしなかったら、「何だ、下の親父は!?」と気になって腹が立つ。
 自分が出した音で下の人が不眠症になった。謝った、しかし、その人の不眠症は治らない、逢うたびに謝った。「いったいいつまで謝ったら許すっていうんだっ!」とはいわない。