ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

なるほど

 自分を買いかぶるようなことを申し上げていささか恐縮でございます。
 かつて新しい職場に着任したときに、たった一人の上司がこれから協力してがんばろうね、とでもいうのかと思ったら、箸の上げ下ろしからいちいち面倒くさいことをいうので、なにを言いたいんだろうなぁと思ったら、彼は自分の立場を将来的に引き継ぐ為に私が派遣されてきたと思ったらしいんですよね。私は自分にそういう能力があるとはこれっぱかりも思っていないから、一日でも早く戦力になるようにと思っていたんだけれど、二週間も経ったら、いっかな鈍いこの私でもわかるようになっちゃったってわけです。それからはもう、耐える、耐える!とにかく週末に気分をリフレッシュして、月曜日に備えるというわけで、耐えたんだけれど、二年くらい経ったら、それはそれは辛くなってきてねぇ。よくぞまぁ、三年半も耐えたよ、って結論でした。
 人間は耐えるとそれから強くなるのかと思っていたんですが、それから何年経ってもその悪い記憶は消え去らないのですな。人間は嫌な記憶には封印をすると心理学的に教わった記憶があるんだけれど、それが年ごとに膨らんでくるような気がするのが嫌ですなぁ。
 面白い本に熱中することにしましょう。