ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

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 雨の中、果敢にも出かけたんです。なんでか。雨の日は多分好いてるからでございますよ。案の定でございますよ。デパートなんてガラガラですよ、と思ったら地下の食料品売り場はおばさん、お婆さんでごった煮でした。本屋なんてキャッシャーに客が誰もいませんでした。みんな昼休みになっても歩く気がないんだろうなぁ。
 そうだ、こんな日は六本木のジャコメッティ展とか、上野のアーチンボルト展でもいったらきっとガラガラだろうなぁと思ったんですが、どうせ写真撮らせてくれねぇんだからいってもしょうがねぇし、どうせあんなにたくさん宣伝していても、たいした数の作品が集まっていねぇんだろうなぁ、と思ったんでございます。先日のムハ展はスラブなんたらが良かったからいいんだけれど、エルミタージュなんて「大」の字がついていてあれだからね!半分詐欺だよ。そういえば本屋の店頭にも、ブリューゲル、アーチンボルトなんて表紙を表に出して棚にありましたよ。

別冊太陽250 宮武外骨 (別冊太陽 日本のこころ 250)

別冊太陽250 宮武外骨 (別冊太陽 日本のこころ 250)

 これが欲しくて本屋に行きました。生まれて初めて外骨を知ったのはもう30年ぐらい前のことかもしれません。吉野孝雄という外骨の甥という人が書いた本を読んだところからです。それから外骨は常に頭の片隅に残っています。そういう意味でいうと「アイバ・戸栗・郁子」や「Charls Cousins」なんかと同じポジションにいるといっても良いかもしれません。ちょっと高めですが、滅多にこんな本を買う奴がいないだろうからと、買うことにしました。
小さな家のローラ

小さな家のローラ

 これは買いませんでした。なぜか。とても楽しげな挿絵があって、これがとっても良くて、「小さな家」シリーズの中では出色の出来だと思います。それでもうちに幼い子どもがいたら買っていたかもしれませんが、私が死んだあと、子ども達が悩むかもしれないと思ったのでございます。
ジョン・マン1 波濤編 (講談社文庫)

ジョン・マン1 波濤編 (講談社文庫)

 これも買いませんでした。なぜか。今からこの先どれくらい続くのかわからないジョン・万次郎の小説に足を踏み入れるのはどうなんだろうかと思ったからでございますが、山本一力がジョン・万次郎を書いているということを知りませんでした。見ていたかの如くに書いているんだろうなぁ。
 外でランチを食べてこようと思ったのですが、ランチの時間のまっただ中だったので、どこへ行っても混んでいるのは目に見えていたので、帰宅してから納豆を買いに出て、納豆蕎麦にしました。

 あ、冒頭の数字は今日の歩数です。