ほぼ足りてまだ欲 その先

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半身棺桶 (ちくま文庫)

半身棺桶 (ちくま文庫)

 書き忘れておりました。私、初めて山田風太郎を手にしたのは、「くの一」でも「甲賀忍法」でもなくて「戦中派不戦日記」なんでございます。何しろ私は小説を読みません。
 で、これは山田風太郎のエッセーというようなものの集大成なんでございます。20年ほど前に徳間から文庫で出たもののようでございます。どこかで誰かが(全然いい加減です)書いていて、あ、山田風太郎だったら読んでみたいなと思ったのでございます。
 で、その最初のものが「脂漏性湿疹」が出てくるのです。私2-3年前に頭のあちこちが痒くなって皮膚科に行ったらそういわれたのです。軟膏をもらってその後は大丈夫なんですが、その時の医者、40代とおぼしき男、が「皆さんそうなるんですよ、加齢ですね」と簡単に言ったんでひどく傷ついた記憶があるんです。
 かなり面白くなりそうでわくわくする本です。