多分こんな記事に注目する人はいないと思うので、ここに置いておきたいと思います。
中国残留孤児の支援員解職
撤回を要請 帰国者山形の会、県議会各派に ／山形
毎日新聞2018年3月8日 地方版
中国残留孤児を支援する県嘱託職員が３月末で解職される問題で、「中国残留帰国者山形の会」（佐藤安男会長）が県議会各派に対し、解職取り消しの審議を求める要請文を手渡した。「相談役・調整役がいなくなる」とし、高齢の残留孤児に不安が広がっていると訴えている。
要請文によると、嘱託職員は1992年から26年間にわたり、県内帰国者の相談窓口を務めてきた。直属の地域福祉推進課長が昨年12月25日、「事業見直し」を理由に解職を告げたという。
山形の会は▽嘱託職員が担ってきた常勤の支援相談業務が不要になる理由▽4月の解職後の相談窓口の態勢−−などについて、残留孤児に説明がないことを問題視。さらに嘱託職員は非常勤に格下げされるために収入が不安定になり、従来のような支援活動ができなくなると危惧している。
県は2018年度当初予算案で、解職を通告された嘱託職員の人件費（180万円）を盛り込まなかった。山形の会は県議会各派に加え、吉村美栄子知事にも同様の要請をしたいとしている。【佐藤良一】
