ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

イベントの準備会

 午後12時50分に渋谷区神山町のモンゴル大使館に集合といわれて、暖かい陽射しの中、人混みの渋谷駅からのったりのったりBUNKAMURAから松濤の超高級住宅街を抜けて大使館に行く。在日のモンゴル留学生達が主宰する「ハワリンバヤル 2009」というイベントのお手伝い。
 行ってみると元は高級マンションだったと思われる建物で、案内された大きな会議室は二世帯分をぶち抜いたものだった。びびる事には私以外は若手もベテランも皆さん、本職の方々なのである。これは参った。このイベントはもう10年以上続いているというのだけれど、ステージは出演者が決まっているだけで、進行台本なんてものはないのだそうだ。「応用問題で解決していってください」というのだ。なかなか荷が重そうだけれど、私なんかが加わって良いのだろうか。お荷物になっちゃいそうだ。
 イベント詳細はこちら。4日には大相撲の関取衆も来場するんだそうだ。

NHK 三昧

 NHK FMの三昧は今日は「戦後歌謡」で「こんなベッピン見たことない」(神楽坂はん子/コロムビア男声合唱団 )なんてのがかかっていたりしている。なんだかラジオ深夜便になっちゃっているみたいだ。いまはもういない親父が生きていたら大音量でかけていそうだ。こんな時代が来るとはね。
 5月2日は「今日は一日“みんなのうた”三昧」、4日は「ラ・フォル・ジュルネ」、5日は「吉田拓郎」でゲストが坂崎幸之助、6日は「ハードロック・ヘビーメタル三昧」と続く。
 う〜ん、微妙。

「戦後歌謡」

 今日の「戦後歌謡」はパーソナリティーが加賀美幸子(大きな声で言ってはいけないけれど、多分あの方は67歳くらいになられるはずである)と立川志らくで、加賀美さんのフリーな話っぷりが若々しくて驚く。いつもゆったりしたテンポでしっかりしっかりとした落ち着いた話し方の加賀美さんしか聴いたことがないので、これが意外でとても嬉しい。かつてあの方が群馬の山の中の養鱒場を「小さな旅」の取材で来られているのに遭遇したことがあるけれど、その時もいつものような話っぷりだった。
 1959年のNHK紅白歌合戦の録音が流れるが、これが聴取者が持っていた録音だというのだ。雪村いずみの「スワニー」が流れるとこれが上手いっちゃありゃしない。旗照男は日本語の「マック・ザ・ナイフ」である。彼は一昨年だったかにラジオ深夜便で唄うのを聴いたけれど、まだまだ達者そのものである。驚くことに朝丘雪路が「Swing Swing」を唄っている。そういえば沢たまき、東郷たまみ(画家・東郷青児の娘)でジャズ三人娘だなんていっていたことがあったっけなぁ。
 司会は紅組が中村メイコで白組は後の参議院議員、「どうもどうも」の高橋圭三である。高橋圭三といえばもちろん「私の秘密」で、「世の中には貴重な、あるいは大変珍しい体験や経験をお持ちの方が多いものでございます」で、始まる看板番組だった。この二人は1959年から1961年まで三年間連続で司会をしている。
 テレビ・ラジオ同時放送、その上国際放送でアジアにも流れていたそうだ。
 高橋圭三木下恵介監督のことを「きのすけ」といってしまって大変に恐縮する。そういやぁ、紅白のオオトリで都はるみを紹介しようとして「みそら・・」といってしまったアナウンサーがいたのを思い出す。生放送だし、昔は本当に大舞台だったから大変だ。
 こちらの方が毎回の紅白歌合戦の出演者と唄った曲をちゃんと順番にアップしておられる。
 灰田勝彦がユニフォーム姿で出てきて「僕は野球の選手」を唄った。そこで思いだした。確かこの頃、野球のコントをやる集団がいた。私はとても好きで、いつも彼らが出てくると嬉しくて、あぁ、やってみたいなぁと思っていた。もう名前すら想い出さない。
 最後の197曲目は北原謙二の「ふるさとのはなしをしよう」だった。あぁ、これってなんていい歌だったんだろう。
 それにしても豊岡豊の話を聞けなかったのはかえすがえすも残念だ。

さだまさし

 昨日の晩は寝ようとしていつものようにテレビの音声をラジオで聴きながらと、スイッチを入れるとNHKの総合テレビがいつもと様子が違っていて、なんだ?
 なんとさだまさしの「今夜も生でさだまさし」で長野からの放送だった。到達したはがきは前回900通だったのに今回は600通に激減。次回は5月30日だったかに札幌からだという。そんなにしょっちゅうやって大丈夫?例のソフトバンクの携帯電話コマーシャルの中で唄っている歌を最後に唄った。

餃子

 なにしろ野菜を刻むのが好きで、今夜も夕飯は餃子にした。挽肉と餃子の皮はもう既に買ってきていたのだけれど、冷蔵庫の野菜室をどうひっくり返しても長ネギが見つからず、それだったら買いに行けばいいのに、面倒になって長ネギの代わりにタマネギを使用。こういうマメじゃない奴は料理には向いていない事は知っている。私は料理をしているのではなくて、野菜を刻んでいるのだ、と居直る。タマネギを一個まるまるみじん切りにする。
 それを豚の挽肉とあわせるわけだけれど、その時に生姜のみじん切り、オイスターソース、胡椒、塩、砂糖、ごま油、酒、味醂となんの脈略もなく足す。今日なんかは内緒でちょろっとそばつゆを足したらあとで「今日のはやけに甘い気がする」と指摘されてしまった。「や、タマネギを使ったからじゃないかなぁ、キャベツからも充分甘みが出ているだろうし」ととぼける。
 キャベツはこれまでは生のまま刻んで、軽く塩をして絞っていたんだけれど、前回からプラスティック・バッグに入れてマイクロ・オーブンで熱し、シナッとなってから刻んでいる。これは好みかも知れない。確かに甘みは出るんじゃないかと思う。これを半分半分にするという手もありかも知れない。ここまで来てからちょっと眠気に襲われ、半時間ばかり寝る。やおら起き出し、片っ端からばんばん包む。包む傍から焼き手(うちの場合は連れ合い)が焼きながらもやしと春雨のサラダを作る。人参、きうりも千切りにしてあわせる。
 これをカボス入りポン酢に豆板醤を足したタレで戴く。いくらでも食べられてしまうのが良くない。今日は我慢に我慢を重ねて明日に残す。