ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

「セッション2009」 再放送

 ペギー葉山と秋満義孝クインテットだった。もう75歳になる。声だけ聞いているとさすがにその声量の衰えは隠しようもなくてファルセットなんて痛々しい感じもするけれど、なんと75歳なんだから、驚くしかないなぁ。進駐軍で鍛えられた人たちで今でもお元気な人たちを見ているとみんなすごいと驚かされる。マーサ三宅も多分同じくらいだろう。後藤芳子や高橋伸寿あたりはちょっとしたか・・?

民間企業だから勝手かね?

 ぼーっとテレビのニュースを見ていたらJR東海の社長が映って、なんでもリニア中央新幹線てぇものが2025年開業予定で作られることになっているんだそうで、そのルートを3つ検討しているんだといい、その予算が5兆円だ、なんだというんだそうだ。
 東京から名古屋まで40分で到着するんだそうだけれど、こんな地震国のちっちゃな島でなんでそんなにぶっ飛んで行かなきゃならないのか、全く理解できないというか、なんだかとっても時代錯誤な話のような気がしてしょうがないんだけれども、それとも私が時代錯誤なんだろうか。
 直線ルートを取ると南アルプスの土手っ腹にトンネルを開けるというわけだろうけれど、どんなに金がかかろうと民間企業が自分で採算を考えて作ろうとするんだから好きにさせろという話なんだろうか。
 静岡富士山空港よりももっと世の中からずれているような気がするんだけれども、本当にこれでいいのかねぇ。
 私はこんなものもう要らない。

この夏の映画は

 「Cadillac Records」という米国では昨年公開された映画が8月15日から恵比寿と新宿で公開されるそうで、これはちょっと楽しみな映画である。ETTA JAMESにBeyonce Knowlesが扮し、おっさん年代には堪らない「Chess Record物語」である。予告編を見ただけで見たくなる。自分の青春時代を振り返り続けながら老けていく日々を愉しまなくちゃ。

Cadillac Records (Dlx) (Snyc)

Cadillac Records (Dlx) (Snyc)

そうくるか

 うちの傍にバス停がある。週末になるとこのバス停にはいつでも数人のおじさん連中がバスを待っている。四本のバス路線がここを通るので週末の馬券を買いに来る人たちでバスは一杯だ。ここを通るバスは平日よりも週末の方が混む。夕方来るバスは平日より週末の方が便数が多いくらいだ。
 このおっさんたちが良く煙草を吸う。バス停をみると「この周囲で煙草を吸わないでください」なんて書いてあるけれど、そんなのどこ吹く風である。で、概ね短くなったフィルターをあたかも昭和30年代のように普通に道路に捨てる。だから日曜日の夕方なんかに通りかかるとなんだか昔に戻ったかの如くである。そういえば道路で普通に煙草を吸っている人たちがいたのは、そんなに昔の話じゃない。この変化はたかだかここ5-6年くらいの間での話だろう。
 そんなフィルターが散乱しているところを見るとうちの連れ合いは「煙草を買いに来る奴はこのフィルターを持ってこないと買えない、そんなシステムにすりゃいいのにねぇ」という。持ってきたフィルターの数だけしか買えないということにするんだというのだ。そうするとみんな競ったようにフィルターを捨てないどころか、ひろって歩くだろうというのだ。そのうちに「あいつ、すげぇんだよ、フィルターの在庫を240個も持ってんだってさぁ!」という奴が現れるかと思うと、横丁の角に男が立っていて、「旦那・・フィルターありますよ・・」と袖を引く奴がいたりする。
 日本人は驚くように変わるという点では米国人の人後に落ちないわけで、プルトップの散乱に閉口していた頃、飲料業界は「日本人は清潔好きだから、ステイオン・タブなんて気持ち悪がって米国人のようには受け入れない」と主張していた。大嘘だった。だから、フィルター交換販売方式は意味があるというのだけれどねぇ。
 ま、少なくともポトスだか、パトスだかしらねぇがくだらねぇところに金をかけるような知恵を働かす前にこっちも検討したらどうだろうか・・・ま、やらねぇか。