ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

空襲警報

 8月6日がまた今年もやってくる。そろそろ広島原爆絡みの様々な情報が様々なところで語られている。
 その中でなるほどと思ったのは原爆が投下された時になぜ空襲警報が出ていなかったのか、という点だった。広島では前の晩から空襲警報が警戒警報になったり、それが解除されたりしてみんな寝不足だったという。そして朝になって午前7時9分に警戒警報が発令されたものの、午前7時31分に解除されてしまったのだという。そしてあの時間にB29の爆音が聞こえてきたにもかかわらずなにも発令されずにあれ!と思ったところで光ったというのだ。実は中国軍管区からの発令を読もうとしているところでの炸裂だったというのだ。
 防空壕に入っていたら相当に被害者の数は少なかっただろうといわれているのだそうだ。

 秋葉広島市長は、「核兵器のない世界」をめざす姿勢を明確にしたオバマ米大統領を強く支持し、世界中の市民が核兵器廃絶に向けてオバマ大統領とともに行動していく責任がある、とコメントしているのだそうだ(sahi.com 2009年8月3日12時18分)。

作業に専念

 一昨日にまた呑んでしまったので昨日は殆ど動けず、友達との約束もキャンセルさせてもらった。
 そんなことで何も進まず、今日はその埋め合わせで作業に専念した。おかげで目が霞んできちゃっていて、肩は凝ってきちゃって、頭がぼーっとしてきた。やれやれ、無理が利かない年になったってことだ。

裁判員

 裁判員による裁判が始まった。え〜っと、これは何で裁判員による裁判という考えが始まったんだっけ。何か、そんなきっかけになるような事件があったんだっけ?
 今度の事件は近所の女性をナイフで刺して殺してしまった男の裁判で、有罪であるということは間違いがない。とすると何を判定するのかというと、どれだけの罪に処するべきかという点なんだという。懲役5年から死刑までの中から選ばなくてはならない。
 正直なことをいうともし、私が裁判員だったとしたら、どれくらいの刑にしたら良いのか、全く見当がつかない。どうもニュースでちらっと見たところによると被害者と加害者は前からいろいろあったらしいけれど、直接の原因は被害者が猫避けに並べていたペットボトルを加害者がバイクで倒してそのままにしたことを咎めたことが原因らしい。ナイフを手にした加害者に被害者が「やれるもんならやってみろ」といったらしい。
 どんなに判断が難しいのかといったら具体的にいうと、わが連れ合いはこんな犯人は懲役20年くらいは当然だという。私はそれを聞いて、え!?そりゃ長くないのか?と思ったのだ。こんな具合なんだから素人にそんなことを考えさせるっていうのはどうかなぁととても疑問だ。
 それに被告から後で報復行為があったりしないとは限らないという疑問に対して、テレビ番組で誰かが解説していたのは「これまで裁判官に報復したという事件は聞いたことがない。裁判官以上に個人情報が公開されることのない裁判員にそんなことが及ぶはずもない」というもので、そりゃいくらなんでもいい加減な発言だろうと、余計に疑問に思った。