土曜日が休みだった人には、この週末は今日までの三連休で、街には人が溢れていたけれど、特に近所のこの通りは年に一度の商店街をあげてのイベントで、歩行者に開放され、出店がいくつも並んで外国人観光客も混ざって、わんわんしていた。
隣のバス停まで歩くと、すぐにバスが来そうだとわかったので、それに乗ろうとしているところへ、アジア人の女性が近寄ってきて「すみません、郵便局はどこ?」と聞く。200mほど手前に郵便局があるので「あそこですよ、サインが出ているでしょ?でも今日は休みですよ、ホリデイだから」といったけれど、どうも腑に落ちていなさそうだ。日本語がわからないのかもしれないと思って「英語はわかる?」と聞くとわかるというので英語でもいったけれど、それでもわかっていなさそうだ。なにをしたいの?と聞いても答えられなかった。これは日本語も英語もわからない人なのかもしれない。といっているところへバスが来た。一体何だったんだろう。「すみません、郵便局はどこ?」という日本語はどうやって覚えたんだろう。あとから思ったんだけれど、スマホの翻訳アプリを取り出せばよかったのか!!
山手線でひとつ隣の駅までバスに乗った。昔からある団子屋に行ってみようと思ったからだ。何しろこの界隈では老舗で知られているんだけれど、なんと一本324円もする。そりゃうまくて当たり前だ。お店に入って注文するとその仕切は丁寧なんだけれど、老舗特有の慇懃さがなんとも楽しくない。それは自分の性格が悪いからだろうね。「そちらにお座りになってお待ち下さい」ってんだけれど、串団子を今から作るわけでもないのに、なんで時間がかかるのかがわからない。椅子に座ってみていると、大きなプラスティック・パックの中に団子が入っているのが見える。そこから取り出して経木に見える紙で包んでいる。美味かったけれど、多分翌日には固くなるな。
帰ってきてから野菜を炒めてあんかけにした。焼きそばに絡めて食べた。自分1人分を作ると、とてつもなく大盛りになってしまうのだよ。