ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

散歩

f:id:nsw2072:20190307162528j:plain:w360:left 冷たい雨が降っているけれど散歩に出る。上野の山の登り口、交番の横に大寒桜の木が二本立っていて、これがほぼ五分咲きで、丁度綺麗だ。青空の下であれば、多分もっともっと綺麗なんだろうけれど、雨に煙る桜もそれはそれで良い。しかし、木に群がっているのは概ね外国人観光客だけれど、その人種たるや様々で、ほとんど英語は聞こえない。中国語、フランス語、インドネシア語までは聞き取れたけれど、後はたまさかすれ違ったフランス語くらいか。他は全く何語なのかわからない。もっとも中国人だといっても、どこから来た中国人かわからない。福建、北京、上海でも違うというんだし、それがマレー系だとか、香港だ、はたまた台湾だ、シンガポールだといわれたってこっちにはわからない。向こう側は日本語とハングルの区別がつかないだろう。日本人だって時には日本語がハングルに聞こえてしまう時だってあるんだから。
 メジロと色の汚い威張っているように見えるヒヨドリが来る。雨だからなのか、さくらの花の蜜を積極的に啄んでいるように見えない。
f:id:nsw2072:20190307204320j:plain:w360:right 国立博物館前の噴水の横まで来るとカンヒザクラというのが咲いている。まだ若いのが5-6本並んでいる。まだこれじゃつまらない。もっと大きくなって、枝一杯に咲かせるときっと綺麗になるんだろうが、こっちはそれまで生きていること能わず。
 雨の日は行き場所のない人たちはとても気の毒だ。ベンチに荷物を載せてシートをかけ本人は傘を抱え込んで座っている人たちが三々五々見える。肺炎を起こしてしまうのではないかと。
 鶯谷の駅の下まで降りてくるとルイ・ビトンのバッグを持った若い男を経験が5人ほどで囲んでいる。職務質問なのだろうか。たまたま寿町行きのバスが通りかかったからこれで帰ってくる。めぐりんバスだと100円かかるが都バスならばほぼただ。