ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

石原慎太郎

 この人、相変わらずのおっさんだけれど、ご自身のサイトを偶然見つけてしまった。別に探そうとすればこれだけの著名人なんだから直ぐに見つけられるんだろうけれど、見たいとも思っちゃいない。公的立場であってもそれを認識できていたないようなおっさんが、自分の個人的なサイトではどこまでも云いたい放題だっていいわけだから(人のことはもちろん云えないけれど)、そんなものをわざわざ見に行くこともない。ところが糸山栄太郎というこれまた如何なものかと思うほどの独善的なおやじ(これまた人のことは云えないが)のサイトを見ていたらリンクが張られていて、つい見てしまった。
 そうするとおもしろいものを発見。世界の各国は正式名称に長い国名(例えば「アメリカ合衆国」「中華人民共和国」)があって、短いバージョンとしてアメリカ、中国といわれている。それなのに、日本は「日本国」しかない。こんなのは世界を探しても22ヶ国しかない(良く探したなぁ、それを!)。だから「日本の国名をつけましょう!大募集」なんてことをやっている。まぁ罪がなくて良いかも知れないけれどね。で、そのベスト3は:第一位:日本皇国、第二位:大日本帝国、第三位:アメリカ合衆国日本州ってんだなぁ。ま、とりあえずご覧になることをお勧めしたりはしない。だからURLもここに書かない。
 それで金権選挙の元祖とも云うべき糸山英太郎氏だけれど、ずいぶん見ないなぁと思っていたら、まだ代議士の頃から理事長兼学長をやっていた相模工業大学(現・湘南工科大学)の教員への人権侵害裁判を追いかけていて発見。未だに意気軒昂(もちろん、あっちの意味であるが)で、この学校の名誉総長・名誉教授なんだそうである。で、最近の著作が「ケンカ哲学」。名誉総長ですよね?著者は。(様な気がする)。それにしても「名誉総長」とはねぇ。そして、日本航空のエクゼクティブ・アドバイザーにも就任しているらしく、「我がJAL」なんてことも書いてあったりする。そこら辺のからくりを誰か教えてくれないもんだろうか。ただ単に金の問題だけなのかなぁ。
 秀逸だったのは、森田健作前議員の秘書の選挙違反容疑に関して自分のサイトに書いていることで、それを見ると、

私が一番言いたいのは選挙に本当のボランティアはあり得ないということである。(中略)
運動に参加してくれた人達に何らかの形でお礼をするのは当たり前のことで、日常茶飯事のことなのである。そして運悪く捕まれば略式起訴となり、公民権停止、連座制となれば議員失脚となる。今回の件で東京地検特捜部は公職選挙法、拡大連座制の適用とかで動いているが、きれいな選挙などあるとは誰ひとり信じている人はいないのでは(なか*1)ろうか。私はきれいな選挙などあるのかと今だに(未だに?)疑っている。選挙違反を(お?)こしたくなければ立候補しないのが賢明だ。

「きれいな選挙などあり得ない」(2000.09.04)の一部分である。立派!「名誉」は泣き、みんな触るまいとするだろう。
http://www.itoyama.org/contents/jp/column/NICBT/02.html
やれ5000万円まではいいじゃないのかとか、振り込みなんて全部は無理だろうとか、そんな一億円なんて記憶にないとか云ってごまかして終わり、よりは認識しているだけまし、といういい方もあるかも知れないけれど、何しろ現行法規を犯すことを肯定しちゃうのは如何なものかと思わないわけにはいかなったりする可能性がある場合も大いに考えられると云わざるを得ない(かも知れない)。

*1:私が追加