「パチンコ屋で煙草」・・・絶句！その後大笑い。何故って、寂しすぎるもん。全然高校生から進歩してないじゃん。つーか、高校生喫煙法律違反。きちんと始末つけろ。謹慎処分。合宿所で謹慎。まるで高校だ。プロのスポーツ選手が煙草を吸うのは昔は当たり前だったかも知れないけれど、今や自覚足りないも良いところ。プロでもなんでもない。その辺の草野球の兄ちゃんじゃん。そのまんま居酒屋でジョッキで乾杯でも良いだろうと思っている位だろうね。日ハムはオープン戦参加を自粛したらどうだろう。高野連から宣言してもらって。
うちで話していて気がついたんだけれど、まだ2004年度終わっていないんだから、彼の所属は今でも高校生。3月末まではそのはず。すると、冗談ではなく、彼の出身校は高野連からはなにもいわれない？あ、すでに野球部を引退しているわけ。一場の時に野球連盟だったか、もう野球部員じゃないんだから、と云うようなことをいった。高野連はこの辺は関係ないんだろうか。
高校野球というのは教育の一環といっているので、文部科学省の管轄下にあるらしい。そうはいっても、現実的には甲子園に出場できるような高校だと、地元はなんでも大甘で、結構ルール違反も見逃されちゃったりする。そうでなくても今の社会は見て見ぬふりが多いものだから、私立の中高校の通学路にある商店は結構迷惑していたりする。社会が真剣に彼らを叱責する役を買ったりはしない。本当はひとりひとりが育てる気になっていたら違ってはくるだろう。だけれども、ここで自分が声に出して叱責したら、誰も付いてきてくれなくて孤立して逆にやられてしまうのではないか、という「7人掛けの席に6人で座っている時のような居心地の悪さ」を感じてはいないのだろうか。どうしたら「社会」を構成するわたしたちひとりひとりが、その「社会」を機能させることができる様になるのだろうか。それとももうこれからは未来永劫そんなことは起こりえないのだろうか。
どうやら東北高校も彼を処分することになるそうだ。そりゃそうだろうな。ホリプロ所属のタレントの万引き話を思い浮かべた。こういう時に必ず出てくるのは「若い才能をこんなことで潰してしまって良いのか」なんてのがあるね。そんなんで潰れるような才能だったら、どうせ長続きしないだろうということはいってしまえるな。これで一皮むけろよ。
アメリカに渡って三年目のシーズンを迎える多田野は今でこそ最年少日本人メジャー・リーガーとか持ち上げてもらっているけれど、彼は大学4年の秋のシーズン前に、過去のほぼビデオ出演を指摘されて日本のプロ入りを棒に振った。あの当時、週刊現代を始めいくつかの週刊誌が待ってましたとばかりに暴露して彼を陥れようとペン先で弄んだ。けれど、かれは2Ａから初めてライバルを振り落としながら、ハンバーガーを食べながらはい上がってきた。今年一体どこまで活躍できるかどうか知らないが、自分の力ではい上がってきた。
ダルビッシュにもそこをしっかりと認識して欲しい。どうかなぁ。
