ほぼ足りてまだ欲 その先

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オーシャンタグ

 「韋駄天」とはなかなか気の利いた名前を付けたものだが、パイプレイバージを引っ張っていたんじゃぁ名前のような機動力はでまいなぁ。確かに引っ張って行く途中では簡単に乗り移られちゃう。しかし、テレビジョンの説明を聞くと乗り込んできたのは前方のデッキだっていう。それじゃ、そう簡単じゃないな。後ろのデッキだったら楽だろうけれど。新日鐵ビルマ(敢えてミャンマと呼ばず)で海底パイプラインのプロジェクトを受注していたんだなぁ。ビルマにはガス田でもあるんだろうか。肥料プラントの話があったみたいだからそうかも知れない。かつてインドにもそんなプロジェクトがあったっけ。
 どこの資金なんだろうか。あの軍事政府ではなかなかODAはつかないぜという話だったんじゃないのか。それとも企業の要望に負けてつけちまったのか。人権擁護なんて関係なしに。それこそネオコン総裁がやりそうなことじゃないのか。そういえばかつて元官僚がこんなことをいっているのを聴いたことがあったっけなぁ。「アウンサンスーチーがいなくなっちゃうと良いのになぁ。そうすりゃ直ぐに政府の金が出るのに」というのである。「死の商人」とかわりはないね。ビルマでの民生用のインフラ整備ならばまだしも、外貨獲得に資するプロジェクトに資金援助をするということは現存する軍事政権を認めるということであって、それはまさに同時にアウンサンスーチーを否定するということである。どんな屁理屈をつけてもこんな事実は変わらない。ひと頃各社競ってヤンゴンに事務所を開設した時期があった。ホーチミン市にもそんな時期があった。
 新日鐵のパイプレイバージは「くろしお」ともう一隻あったんじゃなかったっけ?それにしてもメンテナンスに金掛けているんだろうか。だって相当に古くなっているはずだよ、あれも。代替わりしたの?