TBSテレビジョンで義家弘介（ひろゆき）新・横浜市教育委員がこれまで先生をやっていた母校の物語を番組化。学校の名前は北星学園余市高校ではなくて、北友学園余市高校という事になっている。安達先生役の女優さんはご本人の雰囲気にとっても近い。岩崎先生という役名は「岩さん」のことか？ドラマだからそりゃもちろん事実とは異なるのはしょうがない。しかし現実は辛い日々は直ぐには終わらない。しかも、この学校を出てからのことの方が難しい事が目白押しだというのが現実である。その意味では義家弘介氏は確かに頑張ったんだろうなぁと思う。しかし、こうしてドラマ化されたり、本が書かれたりするとなんだかあの学校の生徒や先生たちの毎日毎日の苦しみや辛さや楽しさが薄まっていくような気がする。もちろんこうして頑張って日々を構築していこうとする人たちがいる事は多くの人に知ってもらいたいとは思う。なんだか複雑な心境である。
