ほぼ足りてまだ欲 その先

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文房具

 先日、ペリカンの子供向け万年筆、ペリカーノのグリーンを買った。そのことをこのブログに書いた。するとリンク元がらみで多くのこのペリカーノ関連のブログやサイトを知ることができる。そうしてみてくるととても多くの方たちが文房具を大好きな様子がうかがえる。万年筆一本についても皆さんどうしてそんなに好きなんだろうか。
 私は文具に囲まれていると安心する。嬉しくなる。楽しくなる。満足感が得られる。しかし、これはあんまり普通じゃないのかと思っていた。しかし、こうした方たちの様子を見ていると、私なんかは文房具フェチとはとてもいえそうもないのだなと思う。
 万年筆についてだって、かつて使っていたペリカンのグリーンの奴が行方しれずになって以来、ひょっとするとあれがどこかからひょっこり出てくるのじゃないかという気持ちが心の片隅にあって、本格的なものを手にすることができないでいる。あれ以降使ったものはシェーファーのプラスティックの柄の白い安いもの。これは最後はインクが漏った。それでも捨てないである。そして重たくて気に入っているLAMYの黒。これも安かった。そして今度のペリカーノだ。私のはちょっとはずれだったのか、軸がきちんとねじ込まれない傾向にある。

 三色ボールペンはゼブラのSARASA3というなんの変哲もないジェルペンが好き。欠点といえばインクがなくなるのが意外に早い点だろうか。だから、いつも気にして替え芯を手元にもっていなくてはならない。これの使い良さはMiquelriusのリングノートのリングのなかにこれを差し込んでおくと、メモを取りやすく、思い立ったらすぐに書き留めることができたり、レクチャーを聴いていて、発言の要約を黒で書き留め、疑問点を赤で書いたり、その時点で発想したものを青で書いたりする。

 付箋はスリーMの小さなプラスティック製が好き。これは本を読む時に常にもっていて、マークしたいページの箇所に貼っておく。自分の本であればその時にマーカーで印を付けちゃったりもするが、借りたものはこうしておいて後でその気になった箇所を書き留めておく。だから学校の図書館で借り出すと最後はバタバタになる。返却期間を超えると、超えた分の日数分貸してやらないになってしまうからである。この付箋の欠点はどうやって保管するか、という点にある。鞄の中に入れておくと折れてしまったり、鞄のポケットの中の細かいゴミなんかがついてしまい、どうにも汚く使いにくくなる点である。借りた本に貼っておいたものをメモしてからはがすのだけれども、それの保管再利用もなかなか頭の痛い点である。