ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

 昨夜は行きつけの店で古くからの知り合いと心地よい酒を飲んでしまった。そうこうするうちにもう一人の人生の先輩もやってこられて、楽しい時間だった。巣鴨の昔の話をおうかがいすると今からはとても想像がつかない。映画館がいくつかあった話や今のような金太郎飴ではなかった時代の話は面白い。カレーうどんのお店は昔はどうだったのかという話を聞くと昔話が単なる当事者たちの思い出話に終わらないものだと云うことがわかる。
 ここの店のコースターをネットで売った奴がいて、それが一枚500円で売れていたという噂だ。なんだ、そんなことなら昔から少しずつ家に持ち帰っていれば良かった。そういえばもうブック型のマッチも創らなくなっちゃったなぁ。あれだって、きちんと保存してあればきっと値が出るぞ。最近店の名刺を伊東屋で作ったといって真っ黒の箱に赤い文字でGINZA ITOYAと書いてあるのを見せる。ちょっと羨ましい。
 私は自分でプリントした。最近はラベルやさんが名刺用の用紙も売っているので、簡単にできる。一昨年、私はそんなことを知らずに、わざわざKinko's(今はFedex Kinko's?)で厚めの紙を買ってそれでコピーを取り、いちいち切り離したのであった。
 そういえば、ずいぶん昔(多分12-3年ほど前)に手書きの年賀状を伊東屋に持ち込んで印刷してもらったことがある。つまり、A4位の紙に葉書サイズのトンボを入れ(当時いた事務所にはDTP系をやっている人がいたのでそんなこともできた)、そこにHI-TEC・Cかなんかで字を書いて、これを版下代わりに印刷してくださいと持ち込んだ。これ、結構面白い。で、次からは事務所に出入りの印刷屋さんがたまたま来た時に、お願いしてしまった。面倒なことを頼まれていやだったんだろうなぁ。
 その職場を離れてからはまた謄写版年賀状に戻った。でも、そろそろローラーを押す作業が面倒になりつつある。来年はスキャナーで手書きを読み取って、それをプリントする、という方式にトライしてみようかと思っている。うまくいかなくて、結局また謄写版という結論になりそうだなぁ。
 夜中過ぎによろよろしながら帰ってくると、なんと扉が内側からフックをかけたまますき間分が開いた状態。オイオイ、これじゃぁ家人を起こさない限り家には入れない。参ったなぁ、こんな時間に帰ってきたことが大ばれ。
 猫に起こされたがとぼけて寝続ける。眼が覚めると平泳ぎ200mで今村元気の嬉しそうな顔が何回も映る。いやぁ、良かった、良かった。これで負けたら北島だったらどうだったかといわれることが明白なんだから、その嬉しそうな姿には単純にこっちも喜ぶ。テレビ朝日の思う壺だったけれど、今日はそれでいいや。
 月に一度の病院に行く。いつもはアルバイトの前に行くので、バスで行くのだけれど、今日はそのまま帰ってくればいいのだから自転車で行く。このあたりは碁盤の升目のように通りができているので、決定的な近道というものが一切存在しないというつまらなさである。11:40のアポイントメントのつもりで11:30に到着する。自動受付機に診察券を通すとなんとアポイントメントの時間は11:20と表示される。全く間違えて覚えていたことになる。うろ覚えでメモしちゃだめだなぁ。全くなんの変化もないので、聴診器を当ててそれで終わり。結局いつもの吸い込み薬の処方をもらって終わり。ところが、ここ一ヶ月全くこの吸い込み薬を使っていないので、まるまる残っている。そのまま薬局に寄らないでかえって来ちゃったけれど、これをそのままにしているとなにか問題が起きるのだろうか。それにしても彼のあの万年筆は気になってしょうがない。今度会った時にどこのメーカーのものか聞いてみよう。
 千円の床屋によって刈ってもらう。もっと短くしてもらえば良かったかも。今日もまた昼飯は海藻たっぷり半田麺。昨日の呑み疲れか、頭の芯がいたい。といいつつ、ジミー・スミスウェス・モンゴメリーをばりばり鳴らす。