- 中日本高速道路会社会長:近藤剛(83)日本道路公団総裁(伊藤忠商事常務、常任顧問政治経済研究所長を経て退職。平成15年11月から日本道路公団総裁) 社長は高橋文雄(57)日本道路公団総合情報推進役。
- 東日本高速道路会社会長:八木重二郎(62)新日本製鉄の元副社長「コストを下げる動機が働くような仕組みにする」。社長は建設省出身の井上啓一(60)日本道路公団理事。
- 西日本高速道路会社会長:石田孝(62)は神戸製鋼所の元専務。社長が奥田楯彦(60)日本道路公団理事
- 首都高速道路会長:長谷川康司(64)はトヨタ自動車の元専務「天下りをしなくてすむ制度にするのが大事だ」。社長は建設省出身の橋本鋼太郎(64)首都高速道路公団理事長
- 阪神高速道路会長:田中宰(64)は松下電器産業の元代表取締役副社長。社長は建設省出身の木下博夫(62)阪神高速道路公団理事長
- 本四連絡高速道路社長:堀切民喜(73)は本四連絡橋公団総裁(元住友信託銀行副会長)
- 日本高速道路保有・債務返済機構理事長:勢山廣直(61)株式会社東管社長(元東京海上副社長)。理事長代理:本州四国連絡橋公団副総裁の倉林公夫氏(56)
民営化といってもこの程度のことである。日本記者クラブでの党首討論会で「このメンバーでは純粋民営化とはいえないだろう」と岡田民主党首(いつまで?)に指摘された小泉は「何もわからない人がやるわけにはいかない」といった。じゃ、郵政公社もそうだろう。生田さんは商船三井だったわけである。
それにしてもなんでそれぞれの道路会社(この単語で検索すると道路建設会社の名前が出てきちゃう)に会長と社長が必要なんだ。競合する相手もいるわけではなく、東京電力や東京ガスと変わらない。「値上げです」といえばそれで終わりだ。これを民間にできることだということ自体が間違っているということだ。