ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

責任を取らなくて良い、というのは羨ましい

 そうそう、建前に固執していつまでもその失敗を認めず、ずるずると事業そのものを撤退することなく、ついにはそれを完成させてむしろ国を壊す建設省プロジェクトはいつまでも続く。諫早湾干拓事業を見よ。八ッ場ダムを見よ。


 でもいいよなぁ、昨日の「雇用保険料はどこに行く」テレビジョン番組(日本テレビ放送網報道特捜プロジェクト)を見ていても、なんだかわからない同じような名前の財団法人や社団法人を傘下にいくつも抱え、雇用保険料を投資して大規模箱物を創り出し、その挙げ句に超安値で売り飛ばしていながら、当時の労働省官僚にはなんのおとがめもなく、そうした法人に天下っていつまでも超優遇。そうしたケースを見せつけられるたびに小泉の「改革を止めるな!」が大嘘であることを実感する。あれはとにかく米国お追従郵貯開放を止めるな!にすぎないわけ。天下りのための法人整理がまず最初ではないのか。あれは毎年予算を垂れ流し続けているのだから。私たち国民一人一人がいちいち各省庁が管轄するひとつひとつの法人とそこにつぎ込まれている補助金の中身を精査することは全く不可能である。それは一体どの様にして実現できるのだろうか。