ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

介護制度コンサルテーション

 昨日の真面目な集まりで知人が取り上げたのだけれど、高齢者に対する介護保険サポートなる役割を果たしている人がいるそうである。そうか!こんなに複雑な上に、年がら年中改正をして、どんどん、どんどんその複雑さに拍車を掛けている(こんな時にこんな表現はしないのだろうなぁ)この制度は、「利用者の自立」を謳いながら、とてもじゃないが自力でなんてとても解決できない状況になっている(文章長いぞ!)。だれかおせぇてくれと云いたくなる。介護を必要な人がすぐそばにいる人はそれでなくても忙しいのだから、これとこれをここに出せばいい、位のものにして欲しい。
 そこで!今や増加している福祉系の大学、専門学校、高校を卒業した、あるいは在学中の学生のサークルででもそうした相談に乗る、という活動はどうだろうか。なんか問題あるかな。やっぱり責任問題かなぁ。
 2000年に介護保険が始まる時に、「こういう人たちはどうするんだ」「あぁいうひとたちの保護は考えられているのか」と議論するたびに切り返されていた一番普遍的な返事は「こうした制度が始まることに意味があるんで、とにかく乗り出すことだ」であった。この制度はやっぱり完成度が低かったと云うべきだろうなぁ。厚生省の猛省を促したい。
 そうそう、未だに私の中で解決のつかない問題。「営利企業が運営する介護施設が求めるボランティア」というのは「労働の搾取」ではないのか。営利企業がこの分野に参入することを認めるのであれば「必要な役割を適宜な報酬を持って求めること」が正当であるシステムとするべきではないのか。