今週は高校野球予選でまた飛ばされっちゃったのかと思ったら、時間が遅くなっちゃっていたのに気がついて、慌ててテレビをつけてみた。今週はGoogleの会社の中から、Google Earthで遊ぶ会だった。おろし金も面白かったけれど、私が懐かしかったのはリビアの灌漑小麦畑の黒い●。あんなに黒く見えるとは思わなかった。実はあの灌漑畑はまだリビアが米軍のジェット戦闘機をミサイルで落とす前に、米国のコンストラクション・コンサルタントが噛んで実施した灌漑プロジェクトのひとつ。当時、産油国に対して海水淡水化プラントをあっちにもこっちにも売り込んだし、人工灌漑プロジェクトもどんどん売り込んでいたのが米国である。丸い畑になるのは、米国や豪州の畑を見たことのある人ならば直ぐに分かるのだけれども、長いパイプに水の出る穴を開け、それに車輪をつけてぐるぐる回しながら水やりをするシステムだからあたかもコンパスで円を描いているのと全く同じなので全く正確な円を描くことになる。尤も、地上でその畑を見ると丸いかどうかはよく分からない。米国のアイダホあたりのジャガイモ畑にもいくと、そんな灌漑装置をいやというほど見ることができる。レンズに付いていた虫がそのまま映っているのには笑ったね。
