ほぼ足りてまだ欲 その先

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G20

 メルボルンG20財相会議なるものが開かれていたようである。尾身大臣と福井日銀総裁(このおじさん、まだやめないのかぁ〜)が出席していたらしい。北朝鮮非難を声明に盛り込もうと日本は働きかけたものの、「参加国の認識は得られ、コステロ財務相が閉幕後の議長会見で「北朝鮮の核開発は容認しない」と発言はしたものの、声明に盛り込むことは不適当との意見が大勢を占め実現しなかった(FujiSankei Business i. 2006/11/20)」そうである。方々からのニュースへの現れ方を聞いていてもなんだか周囲のつれない雰囲気を感じる。「うん、うん、怪しからんよなぁ」とはいうもののその相づちに真剣味が感じられないような気がする。北朝鮮に最も近いわが国(韓国はくっついているんだけれど)とそこから離れている国々との距離的な相違、というだけの様な気がしないのは何でだろうか。メルボルンではやはりグローバリズムに反対する抗議行動があったのだそうだけれど、警察がほんの少数しか逮捕できなかったことを指摘するニュースが流れる一方、来年シドニーで開催されるAPECの警備に対する論評が目を引く。もともと豪州の警察は大きな混乱に巻き込まれるという状況に晒されたという経験が少なかったのではないだろうか。そもそも警察官の絶対数が少ない。限られた範囲である人口密集地域においても警察官を見ることは非常に希であった。尤も私の経験は随分昔のものだからオリンピックを経験したあとの状況は大きく異なる可能性がある。提唱国である豪州で開かれる来年のAPECの頃にはなにか思いもよらぬことが起きているのだろうか。G20が終わって円の対ユーロ・レートが円安記録を破ったという。欧州に出かけるのは最も高くつく。ま、東京都知事だったらなんの心配もないんだろうけれどね。