テレビの都府県別駅伝を見ながら蕎麦を茹でて昼飯にする。高校生も中学生も大学生もみんな走るのが速いもんだ。7区を繋ぐ駅伝だけれども多分いざというときのための控え選手がいるんだろうから1チームで10人くらいは選手がいるのかもしれない。そうだとすると全部で470人の長距離を走る才能を持った人たちがここには集まっていることになる。中学生の時からこんな大会に出られる選手は一体どうやってその才能を発見したんだろうか。そんな時からただひたすら淡々と走ることが好きって、どんな状況だろうか。こういう才能を持っていてしかもそれを発見できた人ってどういうことなんだろう。
こちとら走れば遅い、飛べば高さも距離もろくでもない。泳げば遅い、勉強ができるわけでもない、論理的な話の展開ができるわけでもない。唄わせても凄いわけでもない。書かせて面白いわけでもない。いったいなんなんだろうか、と思うとまた寝ちゃうかな、と。なんだ、そりゃ。
