コイントスはかつてのマイアミの英雄、悲劇のヒーロー、ダン・マリーノである。現役時代にスーパー・ボウルに行きたかっただろうなぁ。
キック・オフ・リターンで92ヤードのダッチ・ダウン。試合開始後わずか14秒!なんだよ、これは。ルーキーで今シーズン、リターンタッチダウンを4-5回は決めているDevin Hesterだ。これ以降、Coltsはキックオフは必ず低いものをけっ飛ばして、こいつに捉まらないようにと最後まで続けていた。前半終わってColts 16 - 14 Bears。これだけの豪雨の中でのスーパー・ボウルは記憶にないなぁ。降りしきる雪の中での、あたかもバッファローの群れが白い息を吐いているかの如きゲームは何度も見た様な気がするけれど。ファンブル−ターンオーヴァーの応酬だ。こうなると何が起きるか分からない。
結局はQBの差、オフェンス・プロテクションの差とでもいうのか、Colts 29 - 17 Bearsで終わる。応援していたのはコルツの方だから、これで良いんだけれど、やっぱりなんとなく割り切れなさを感じるのは、絶好のコンディションではなかったせいだろうか。本当にひどい風雨だった。後半4th Qtrの半分くらいまできたらBearsのファンはどんどん帰っていく。