ほぼ足りてまだ欲 その先

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東京裁判

 粟屋憲太郎の「東京裁判への道(上・下)」やその周辺の文献を読んでいるといくつか定番となっているような文献に当たるはず。しかし、多くの文献は今では入手不可能になっているものがその大半にのぼる。先日ようやく「田中隆吉尋問」を図書館から借り出してみたが、それならと今度は「東京裁判朝日新聞法廷記者団著 東京裁判刊行会 1962を捜すとなんと地元の図書館の閉架にあることが判明。もちろん借り出そうとして勇んでカウンターにいき、係りの元気そうなお兄さんに借りたい旨を伝える。彼は即座に閉架に取りに行く。しばらく私がカウンター前で所在なげに待つうちに現れた彼が両手で抱えてきたものを見て驚いた。ま、あの裁判の記録なんだからそう簡単に納めきれるはずがないのは分かる。一冊900頁を超え、それが上・中・下の三分冊になっているのである。すなわち全部で2800頁ほどになるわけだ。う・・ん、2週間では読み倒すことは不可能だろう。