ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

工場鑑賞

工場萌え

工場萌え

 「工場萌え」なる本が出版されているんだそうである。しかも金曜日にはロフトプラスワンで「工場ナイト」なるトークショーまで開かれていたとこちらのブログで知った。この方のブログは面白い写真が毎回アップされるので日々愉しませて頂いている。そして私も影響を受けているといっても良いかも知れない。それにしても京浜地区の工場街で生計を立ててきた当方としては、この視点が趣味になるとは思いもよらなかった。仕事が終われば一瞬でも早くその場を離れたい、できる限りその近辺に関わりたくないと思っていたものからすると、ただただ、唸るばかりである。私の実家は横浜にあったから首都高横羽線というのはこれまでに何十回走ったのか、あるいは3ケタにのぼるのか、もう数える気にもなれないが、確かに夜、しかも走りにくい雨の夜なんかに子安のカーブにさしかかると眼前に拡がる日石の精製塔群のライトはきらきらと綺麗だなぁと思ったことはある。それでも遥かに見える高炉近辺からあがる得体の知れない煙や蒸気を見つけると、できるだけ早く脱出したいと思ったものであった。こうして見ると世の中日常生活に埋もれていてはならんということかなぁ。