ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

桜ーその2

 こちらも続きだけれども、多分この2-3日が東京の桜の最盛期ではないか。帰り際には近所の桜が強い西風に煽られて花吹雪をまき散らしていた。急がないと散っちゃうぞ。それにしても午後3時頃に通りかかった公園ではブルーシートに一人寝っ転がって場所取りしているなんてのはまだ正直で可愛い方で、大胆な奴らは平然とそばの木に社名入りの札なんか括りつけやがって、「だからなんなんだよぉ〜!」と云いたいくらいのものである。その公園には船が着くのだけれども、その船着き場のそばから何やら音が聞こえてくるのでいってみるとおじいさんが三人ハモニカ(決してブルースハープなんかではない)を吹いており、そばにはタンバリンのおばあさんが二人とスネアと打ち出しのシンバルのお爺さんが一人でセッションである。ちゃんとパートが決まっていて結構ハモニカのレベルは高い。しかし、肝心の曲がなんだかさっぱりわからない。船から下りてきた外国人ツアーの一行も物珍しさに見ていく。こちらでも八重の木には蕾がびっしりであるが、とうとう中には待てきれず花をほころばせているものを見つけた。