ほぼ足りてまだ欲 その先

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国民投票法案

 参議院委員会は今日採決することで自民と民主が合意したんだそうで、こんな状況で、この法律が成立することに対して全く反対である。本件に関しては非常に限られた場での議論しかされていない。憲法という国家と個々の国民との間の関係性を根本的に規定するものの変更を決定するという全国民の投票が最低限の有効投票数すら規定されない状況で決定されていくというやり方はあまりにも不正義である。その辺の集合住宅の自治会総会ですらきちんと成立のための定足数が定められている。これまでの選挙における投票率を鑑みるに民主主義の根本である選挙制度についての理解が出来ていない国民によって構成されているこの国において、このような安易な規定を設定することはまさに民主主義に対する冒涜である。
 こんなスケジュールはむちゃくちゃだという野党の誰かの質問に対して坊ちゃんは「それは参議院の委員会が行っていることであって、私は知らない」旨の答弁で(はい、はい、分かり申した!)。
 「そうやって人を何度も指さすのは止めて下さい」って、なんだよ、それって。余裕を見せている積もりなんだろう。
 福島瑞穂の質問時間を潰すために、それまで「自民党の案を皆さんが読んで下さればお判り戴ける」と逃げていたにも拘わらずここで読み上げるという暴挙に出たぼっちゃんはハッキリ言って卑劣だ。
 それにしても憲法の三原則を死守するという公明党がどういう経緯でぼっちゃんにエヘラエヘラとついて歩くことになるのかどうしても理解できない。