ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

なんか胡散臭いなぁ

 那覇空港中華航空機の残骸のCHINA AIRLINESと書かれたロゴとか、尾翼のマークを塗りつぶしたらしい。随分早手回しなことだ。後々までこの残骸の写真を使われるのがいやなのかも知れないけれど、実際に使われるとしたらちゃんとロゴが入っている状態で、真っ赤な炎を真っ黒い煙が上がる様に決まっている。そんなのとろうに過ぎないと思うがなぁ。21日夕から作業を開始したらしいが、中華航空は「国際慣例に従って、通常とられる手段を講じた」と説明(Asahi.com 2007年08月22日11時02分)しているらしい。そんな国際慣例なんて聴いたことがないけれど、確かに「インドネシアで格安航空会社アダムエアが2月、スラバヤ空港で着陸に失敗、炎上し、二つに割れた残骸を白く塗ってロゴなどを消した(同上)」とは書いてあるが、普通そのままだ。台湾に帰国したクルーは台湾であっという間の会見に出席したらしいけれど、60秒で避難が終わったと行ったらしいが実際には2分かかっていたとか、きちんとした機内放送での避難呼びかけもなかったようだし、煙を見た乗客の訴えにも「大丈夫」だったという。たしかにパニックを回避することは必要だけれども、なんだか現実と上っ面との乖離が胡散臭い。
 強気で乗り切れ!と思っているのかも知れないが、それが墓穴を掘ることに気がつかないのは昔の日本と大して変わらない。徐々に自分で気がつくしかないのかも知れないが、時間はかかるのだ。
 どうも燃料の漏洩の原因が「燃料管の接合部分の固定が不十分だった」という要素が強まっているらしい(2007年8月22日14時33分 読売新聞)。