ほぼ足りてまだ欲 その先

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内閣改造始まる

 どうせ永いことはないんだろうに、という雰囲気が漂う。なんだか特徴のある顔ぶれでもなさそうな気がする。伊吹なんてのがそのまま留任。甘利は経済界に対する尻尾の振り方が評価でもされたのだろうか。なんだ、鳩山邦夫なんてのが出てきたぞ。舛添は親の介護の経験があるから厚生労働大臣なのか、国際政治学者だったというのに。お坊ちゃんに批判ばっかりしていたからこのポストに就けて嫌という目に遭わせるというそういう算段だよね。つまりこれは罰ゲーム。どう見たってこれから嫌なことばかりだ。尤も結論が出るまでこの政権が持てばと云う話だけれどね。
 この騒ぎの隙に民主党は横峰良郎のスキャンダルをしまい込むつもりかも知れないが、そうはいかんぞう!いつまでも書き続けてやるのだ。そして、それと同様に自民党佐藤正久の「駆けつけ警護発言」を忘れてはいけない。安倍の如何にも自信のなさそうな、だからこれだけの人を集めてきましたからもう大丈夫でしょうというよぼよぼ内閣なんかに目を奪われていてはならないのだ。
 与謝野馨のあのマイク乗りの悪い、ボヨンボヨンとした話っぷりといい、額賀の田舎の町議会議長のような風情といい、なんだよ、またお前かよという感じ。町村君と高村君はまた気取った態度で終始しようとするんだろうなぁ。
 なんだかんだといっても、民主党に本当にそんな力はないかも知れないけれど、一度はあっちに渡し、そして行ったり来たりすることで、霞ヶ関の自分の立場優先主義の役人どもに癒着する訳にはいかないという危機感を持たせなくてはならないだろう。そうすることによって情報の公開性は高まるのではないだろうか。逆に秘密主義が強まるだろうか。もうこの時代になってそっちにはどう見ても行くことは難しいのではないだろうか。
 それにしても埼玉県民のように間接民主主義のひとつの重要な権利を放棄してしまうような選挙民がいると思うと、これはそう簡単にはいかないのかも知れない。自分たちの子どもが学校でどんな教育を受けているのかという危機感も持っていないのだろうか。いや、自分の子どもは私立に行っているから知らないという気持ちで選挙に行かないのだろうか。どんなに裕福でも、どんなに仕事に恵まれていたとしても、こんな程度の参選意識では、民主国家の国民としては明白に失格だ。