守屋氏喚問は動画中継に、与野党で合意 - 特集前防衛次官問題
衆院テロ防止特別委員会の中谷元・自民党筆頭理事と鉢呂吉雄・民主党筆頭理事が27日、電話で協議し、29日に行う守屋武昌・前防衛次官の証人喚問について、動画によるテレビ中継を認めることで合意した。
守屋氏は当初、テレビ中継を静止画とするよう求め、与党側も守屋氏の意向を尊重するとしていた。
しかし、民主党が動画中継を求めたため、守屋氏に改めて確認し、応じることにした。（2007年10月28日0時8分 読売新聞）
「守屋氏に改めて確認」の意味がよく分からない。前日この喚問が静止画で中継すると聞いた時も、その理由が「本人の希望によって」とされていたことからもう既に理解ができなかった。喚問される当事者がいやだと云ったらそのまま云うことを聴くと云うことなのか。偽装設計の時のあの衝撃的な国会証人喚問だってそのまま公開されていたことを考えると自衛隊の官僚だったからこそ、その希望を聴いたということに違いない。
現在の守屋前次官が自身が疑われている行為に対するマスコミの反応のしかたを考えたら、今この時点で抗うことをすればするほどどんどん立場が悪くなることは明白だ。
守屋前次官は「ここ数年国会で答弁をしていない」ことなどを理由に挙げていたと報じられていたけれど、そんなのなんの理由にもならん。それを持ち出してきてなんら不思議に思わないのは誰かと思ったら中谷元だという。
