ほぼ足りてまだ欲 その先

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証人喚問

守屋武昌前防衛事務次官のテロ特措法委員会における証人喚問。同じことの繰り返しの質問で呆れる。どこも詰め切れていない。日本ミライズの宮崎が元自衛隊に所属していたことも知らなかったという。200回以上一緒にゴルフしていた友達の履歴を知らないなんて普通は考えられない。歳暮、中元は相互にやりとりをしてきた。防衛省には「婦人会」なるものが存在するらしいこともどうやら本当のようだ。そして業者との席に政治家が同席したこともどうやら事実のようだ。
 それにしても時間が短すぎること、質問が繰り返しであること、そして覚えていないと云ってしまえばそこまでなんだという状況を見るとわざわざ証人喚問したことの意味が見いだせない。
 彼はゴルフや麻雀、旅行や会食、なんてものでお茶を濁せればそれで良い、だけれども繋がっている政治家については、そしてミライズへの便宜を図ったか否かについてはしらを切り通すという点に腐心しているかのようだ。「便宜を図ったことはいっさいありません」「(同席した政治家の)名前、いつごろの時期かということについて、私の記憶がはっきりしていないので、その時に特定の名前を挙げるということは私としてご迷惑をかけることなので、差し控えさせていただく(産経ニュース2007.10.29 18:53」と逃げる。その政治家にとっては喉元に合い口を突きつけられているみたいなものだ。時と場合によっては記憶がはっきりしちゃうかも知れませんぜ、ってなものである。
 守屋武昌が連れてきた補佐人はなんと元特捜検事なんだそうだ。驚いた。その上、富士通グループともゴルフをやっていたことが判明。なんだ、こいつは信用ならない奴だという感じだけれど、ここから始まると誰でもそんなことやっているんだろうなぁ、これまでもみんなそんなことやっていたんだろうなぁと云う気にならないわけにはいかない。彼にしてみれば「俺だけじゃねぇよ」なのかも知れないが、だったらつまびらかにしたら良さそうだ。彼は7,600万円を返すんだろうか。