ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

三日目

 天気予報がいっていたように、朝6時半に目覚めると窓の外は降りしきる雪である。到着した日から見ると景色は激変。とりあえずタオル一本をぶら下げて風呂に飛び込む。お!それほど広くない風呂場(なにしろカランは5ヶ所だけ)に5-6人がいた。朝食に行くと、やっぱり今日もきっと歩くだろうから、ご飯をお代わりした。やっぱり合宿所だという認識に自分自身が慣れてきた。今朝はお膳の上にあちこちに散らす様に配置してあるお皿を全部手前に寄せてみた。すると概ね半分は空き地となる。9時になると風呂が閉まるのは知っていたからさっさと食事を終わりにして、風呂に走る。熱い内湯にじっと我慢をして浸かる。どうやらここの風呂の温度にも慣れてきた。そういえばガキの頃、熱い湯に身じろぎもせず浸かっている爺さんを見るとどうしてこんなことができるのか不思議だったのだけれども、どうやら私もそんなことが可能な身体になってきたものと見える。部屋に帰ってきてテレビをつけ、座布団をまくらにしてごろっと横になると、あっという間に寝たらしい。20分後には眼が覚め、荷物を集めて出かけることにする。
 雪はますます降り続ける。