ほぼ足りてまだ欲 その先

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東京マラソン

 9時からマラソンが走っている。最初の10kmはずっと下りだから楽なんですよぉ、と昨年雨の中で走った人がいっていた。品川で折り返すと途端に風は向かい風になり、辛くなるんだそうだ。それにしても私にとっては想像のつかない話だ。今年はテレビが日本テレビの中継である。昨年はフジテレビだった様な気がするが違うんだろうか。中継する局が変わるというのはあまり記憶にないけれど、フジテレビは昨年で懲りてしまったのだろうか。今年の日本テレビも「開局55周年記念番組」といっているから来年はやる気はないのかもしれない。1万2千人ものボランティアが沿道警備や給水のサポートに参加しているというのだけれど、オフィシャル・ウェア、キャップが支給される上に3千円のクオ・カードが配布されるというのだから豪儀なものだ。トップクラスのランナーが走るのはとても早いのだというのは頭の中では分かっていても、それほど実感として納得できなかったけれど、自分がどこもかしこも分かるコースを彼らが走っているのを見ると実にその早いことをこれでもかと思い知らされる。取材のヘリコプターがどこにいるのかを見るだけで、こっちからどの辺を走っているのかおおよその見当がつく。
 昨年もそんなことを考えたけれど今年もそう思った。東京の地下鉄会社がマラソン中継のスポンサーになっている理由は一体なんだ?こうしてコマーシャルをすることによって地下鉄の利用者が増えるんだろうか?お〜、そうだ、こんな鉄道が東京の地下にはあったのか、とこれで気がつく人が増えるのだろうか。都バスに乗る代わりに地下鉄に乗ろうじゃないか、大江戸線よりもやっぱ東京メトロだ、と思い直す人が出るんだろうか。これにいったいいくらくらいの金をつぎ込んでいるんだろうか。そんなんだったらターミナル駅に自動券売機の前でたたずむ不慣れな人たちのために人を配置してくれないかなぁ。それほどの金じゃないのだろうか。
 昨年の大会で途中でのバナナやらアンパンなんかの食べ物補給が払底して大変だったという話があった。後ろの方の選手はコンビニに入ってトイレを借りたり食べ物を買ったりしたんだそうだ。ところが前の方を走った人の話を聞くとアンパンの供給ポイントの後には食べ残しのアンパンがバラバラと捨てられていたんだそうで、そんな話を聞くと、こうした市民マラソンの難しい点が浮き彫りになっていきそうだ。今年は一体どんなことになっているんだろうか。
 日本テレビ東京マラソンサイトを見るとページによってはアクセス集中で開かない。