ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

全く取り違えている

 東京都議会予算特別委員会の予算集中審議が揉めている。例の「新銀行東京」である。たった3年で破綻してしまった慎太郎銀行にこの上450 → 400億円とも云われる公金をつぎ込んでこの場を凌ぐというとんでもない問題。日々次から次に明らかになってくる融資のいい加減な基準、いい加減な実態を聴けば聞くほどこんな損害を都民に与え続ける石原慎太郎という大間違いのコンコンチキを一刻も早く追放しなくてはならないと思う。たった3年でこんなことになり、挙げ句の果てに「私には報告がなかった」で済ませようとするとは何事か。
 真相を必ず白日の下に晒さなくてはならない。にもかかわらず単なる内部調査に過ぎない調査報告書の概要のみを公開し、全報告を「銀行による旧経営陣の責任追及に影響し、個人のプライバシー保護の問題も生じる」「報告書の本文は、新銀行が損害賠償請求で勝つために極めて重要な資料。訴訟が不利になるため公表できない」からという理由で非公開のまま、450億円を投入するという案を通そうとする石原慎太郎とその手先である与党各議員を断固糾弾するべきだ。
 「行くも地獄、引くも地獄」というセリフは、石原慎太郎!お前が使うセリフではない。われわれが使う言葉であって、そこに私達を連れてきたのはあなただ。
 しかし、彼をこのような大事な立場に居座らさせてしまったのは私達なのである。だから、彼をこのような立場から引きずりおろし、損害賠償請求の対象にするのも私達の役割だろう。