ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

寝付かれない時

 かつて若いころは寝付かれない時は眠くなるまで寝床で本を読んだりしたものだ。しかし、目が遠くなるとそんなこともできなくなった。近頃はラジオのイヤフォーンを耳に突っ込んだままその小さな音をバックに寝てしまうことが習慣になっている。それでも寝られない時に、私は“今突然、ごろんととんでもない金が手に入ったらどうするか”を考えはじめる。まず、パソコンをあのパソコンにして、容量をこんな具合にして、こんな具合にネットに繋げ、自分の拠点をこんな具合にしようじゃないか、でも、そうなるとあそこをどうしようかと考えはじめる。すると後で考えてみるとあっという間に寝てしまっているのだ。これは一体どういうことだろう。少しでもその可能性があったら現実的な話で真剣になるけれど、これはもう本当にその部分からが夢なのだからその状況そのものが既に寝ている状況になっていて覚醒と睡眠の区別が自分でもつかなくなるのだろうか。はてさて。