フジテレビの「報道2001」にチャンネルを変えてみたら「制度の凍結と全面見直しを求める論文を月刊誌に寄稿した自民党・堀内光雄元総務会長が怒りの生出演」というふれこみで「文藝春秋・６月号」に論文「後期高齢者は死ねと言うのか」を書いた堀内が出演していた。もはや後期高齢者医療制度は自民党の大村君がどんなに「説明を！」と孤軍奮闘していてもほぼ世の中の大勢は「出すものはなんでも嫌！」で「くれるものを減らすな！」状況に推移しているものだから、誰も彼もが「俺は反対だ」と言い出す。じゃ、君はあの法案の強行採決に反対でもしたのか、と聞いたらなんにもいえないだろう。それでも蛙の面にションベン（失礼）で、一体お前はどこの政党に属しているんだと呆れかえる。じゃ、宏池会ってのは自民党ではないのかといったら古賀は選対委員長だし、谷垣は政調会長をやっていて、その宏池会の名誉会長だというんだから堀内も自民党であることは確かだろう。自分がやることをやりもしなかった奴が今更時の流れとばかりにこんなことをいうなんて卑怯千万。
