ほぼ足りてまだ欲 その先

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シウマイ弁当

 今時のテレビは視聴者参加じゃない、タレント集めてのクイズ番組ばっかりで本当に脳がなくて後追い企画ばっかり。といいながら見ていたりして、今年百周年だという崎陽軒シウマイ弁当は未だに経木の器なんだということを知る。そうすればご飯が冷たくなってもべちゃべちゃにならないでふっくらしているんだというのがそのクイズの話題だったのだ。でもって「シウマイ弁当」の中身は全く変わっていないはずだ。変わっているのは醤油入れが昔はヒョウチャンの絵が描かれた瓢箪型で陶器製。栓はコルクだった。今は多分プラスティック。多分違っているのはそこだけだろう。もちろん値段が今は税込み740円だそうだけれど、私の記憶に残っている一番昔は多分80円か100円だったと思う。尤も昔の駅弁というものは全部そんな値段だったのだ。今みたいにそんなにバリエーションがある訳がない。あ、こんなことを書いているとやっぱり食べたくなってくる。どこのデパートでもきっと地下ではこの弁当を売っているに違いない。残って捨てちまう分量も相当なものだろうなぁ。
 今の崎陽軒シウマイ弁当に入っているシウマイは底を見ると必ず型の跡がついている。これが興ざめなんだけれど、どうにかならないものだろうか。いかにも冷凍のシウマイを入れましたという様に見える。それで何がいけないんだ、といわれると困るんだけれどね。昔、鶴見の職場にいた時は昼飯時に職場に到着する時にシウマイを買っていったことを想い出す。確か紐を引くとシウマイが暖かくなるなんて言う商品も売っていたものだった。当時は仕事ができる奴は給料高くて当たり前なんだけれど、そうでない奴に限ってすぐに不満を言うと思っていたけれど、その実一番仕事ができなかったのは自分だったかも知れないなぁと今になると恥ずかしい。
 追記:080520:やっぱりどうしてもと思い立ち、シウマイ弁当を購入に及ぶ。かつては経木の蓋の上に紙っぺらの表紙(?)とでもいう様なものがかけてあって紐で結んであった。今は経木の蓋の上にこの印刷した紙の蓋がかぶさっている。よく見ると薄いブルーでかつてのシウマイ娘がホームで売っているところ、昔の崎陽軒のビルなんてのが印刷されているのだ。
 弁当の中身なんだけれど、昔はシウマイが4個だった様な気がする。そしてもう少し大きかった様な気がするのだが、それは私の間違いだろうか。なんでも崎陽軒のシウマイは冷めても美味しい様に工夫したのだという様なことがいわれているけれど、実は私はやっぱり冷めたまま食べるよりはこれを温めてて食べたい。そのまま食べてみたらやっぱり昔の様にちょっと油を感じるのだった。それでもかつては「マイクロウェーブ」があるわけでもないのだから冷めたまんま食べないと懐かしさは蘇ってこないだろう。