ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

総括

 4月から週に一回水曜日にお話しをお伺いしていたレクチャーの総括の日だった。途中で旅に出てしまったので、三回ほど欠席していたのでちょっと問題だった。大きな部屋に一人おきに席がナンバリングしてあって、部屋に入るときに番号が振ってある出欠表を渡される。70分間を使って二題について記述せよというご指示だったのだけれど、正確にいうとひとつの設問に「〜をのべ、そのおのおのについて〜と比較しなさい」的なものだから、二題というよりも全部で7~8題に相当しそうである。
 この歳になると大変残念なことに昨日も今日も読んでいたにもかかわらず、人名が記憶に残っていない。なんたって何十年もつきあっている友達の名前だって出てこないときがあるくらいなんだから、そんなのが出てくるわけがない、と居直ってみる。
 もうひとつは近頃はシャーペンで書き物をするということがほとんどない。だから焦ってがんがん書いていると指も二の腕もだんだん痛くなってくるという情けない状態。挙げ句の果てに漢字が出てこないじゃないの。あぁ、本当にこういう試練には若いときが一番耐えられるということなんだろうなぁ。
 もうここ1~2年お会いしていない方に路上でばったりと遭遇する。大病なさったはずなのに、とても元気そうで、身体も締まっている。鍛えているんだと仰っておいでだった。偉いなぁ。とても人前で話せるような日々を送っちゃいないこっちとしてはとても恥ずかしい。
 帰路、ふと気がつくと今年初めての蝉の声を聞く。本物の夏だ。