NHK-hiがハイビジョン特集 フロンティア「ヒロシマナガサキ」〜白い光 黒い雨 あの夏の記憶〜という番組を流していた。日系アメリカ人のドキュメンタリー作家、スティーブン・オカザキの作品。だから米国に暮らす被爆者の方が英語で語るインタビューが出てくるのかと納得。戦争中の米国のプロバガンダが冒頭に出てきて、「日本の民主化は西欧に比べて2000年遅れている」という。「その根拠は?」と聞いたってプロパガンダはそんなことを持ち出したりはしない。
何人もの日本人の被爆者の方にインタビューをしている。原爆を投下したB-29の乗組員にもインタビューしているが、驚いたことに飛行機の上から爆風が爆心地から広がっていく様子が見えたと語っている。
そこから被爆者の方々が語る犠牲者の様子を素人が描いた絵を映し出しながら流す。子どもの頃からあっちでもこっちでも聞いてきた被爆者の死の直前の様子が次から次に語られると、私はもう耐えられなくて、なさけないことにスイッチを切った。
再放送8月7日(木)午後2時:もう一度見直してみたい。
原爆絡みでいうと8月7日(土)21時からテレビ朝日で「特別企画『原爆』〜63年目の真実〜」という番組がある。
先輩から「俺は全部見たぞ〜」とメールが来る。やっぱり最後まで見た方が良かったようだ。