ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

鉄道系

 もう三週間ほど前になるだろうか。あれはTBSラジオ森本毅郎の番組だったと思うのだけれど詩人の荒川洋治が出てきて本の話をした。彼が何冊かの本を紹介するのがずっと昔からレギュラーになっている。この番組では映画はICU出身、初めて見たのは「11PM」だった今野雄二が担当している。その日に荒川洋治が紹介したのが「日本鉄道旅行地図帳」(新潮社)だった。全線・全駅・全廃線が正確な縮尺で載っているというのが売り。その日に八重洲のブックセンターに行ったら案の定すぐに目につくところに置いてあったから手にとって見た。道路ももっと詳細に書いてあるのかと思ったので、ひょっとするとそれなら面白いかも知れないと思ったのだけれど、それはたいしたことはなくて、挙げ句の果てに文字が小さくて手に負えなかった。全国を網羅するのに12巻シリーズになるのだという。鉄道ファンの方々は当然お買い求めになるのだろう。
 昨日はずいぶん久しぶりに東武東上線に乗った。池袋の駅で山手線ホームを5輛目の一番後ろの扉で降り、目の前の階段をだ、だぁ〜と駆け下りて改札を出て右に曲がろうとすると目の前の昔は壁だったところに新しい東武線の改札ができていて瞬時にホームにあがることができるのにもかかわらず目の前で準急が出て行った。
 帰りは駅に来ると次に来る電車は「快急」と書いてある。え!そんなの聞いたことがない。なんと志木、和光市に止まるだけであとは終点池袋だ。成増がここに来て初めて無視されたわけだ。考えてみれば和光市駅はここから副都心線も、有楽町線も分かれることになるから重要だけれども、成増はバスがつながるだけ。それでも武蔵野線の乗換駅である朝霞台も止まらない。
 しかも電車が来てみたら、なんとボックス席のような車両の新車が来た。嬉しいねぇ。走行音も相当に軽い。和光市の駅で副都心線の車両がちらっと見えて、ますます自分がずいぶん東上線に乗らなかったんだなぁと感慨深い。