ほぼ足りてまだ欲 その先

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オリンピックよりこっちだ

 テレビはまだ昨日のBeijin 2008の話ばかりで、挙げ句の果てにグルジアの独立派(グルジアから独立するんだといってロシア・プーチン政権が後押ししている一派)を支援したロシア正規軍がグルジアを攻撃していて既に数百人の犠牲者が出ているというニュースがサブ・ニュースのように報じられている。
 中国に対するチベット、ウィグル等への人権侵害への抗議行動とともにロシアの暴力に対しても抗議の声を上げよう。プーチン覇権主義を断固否定するには今日は最も大事な日だ。
 中国も、そして現在のロシアもそうだけれど、元社会主義国というのは、長年中央集権的権威にならされてきてしまっているものだから、ある時に気がついたら単なる全体主義国家に成り下がっていても気がつかないのかも知れない。そして、その方がある種隠された習慣としての追従という責任感の放棄というある意味では甘い、あるいはとても苦いものから逃れる術を無意識のうちに行使してしまうのかも知れない。だからこそ周りは意識するべきなんだろう。間違っているよ、それはと。
 いくらそこに巨大なマーケットが転がっていても、一部の人たちを抑圧することに何ら罪意識を感じない、そんな政権を甘んじて受け入れて儲けるのであれば、それは「死の商人」とどこに違いがあるというのだろうか。