ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

本や

 どうしてUSBのHUBなんてものはこう簡単に壊れるんだろうかと不思議でしょうがない。これまで使ってきたhubは一体いつ頃買ったのか忘れてしまったけれど、朝方パソコンの電源を入れたら、hubでつながっていたものが何も読み取れない。マウスも動かない、テンキーも反応しない。古いhubがあったからつなげてみたらこれもまたダメだった。ダメなものはすぐに捨てなくっちゃ。政治家も同じですよ。この突然辞任でまさに救われたのは太田誠一だろう。麻生は彼をえこひいきしていたからこの二人の繋がりで何かあって、福田は麻生から禅譲しないと何とかだとかいわれたんじゃないだろうか。もちろんこれは冗談だけれどね。小池も中川某と40分間話し合って結論は出なかったように見えるけれど、これは多分出るだけ出て結論は麻生となっているんじゃないかなんて勘ぐってみたりしても良いかも知れない。
 オフィス・デポで安い小さなものを入手。
 いつものように八重洲ブックセンターに向かう。東京駅の方から黒塗りが左折してブックセンターの前に突然止まる。後ろにはトラックと、バンがいるにもかかわらず道路の真ん中で止めて、悠然と後ろの扉から白ワイシャツのおっさんが降りてブックセンターに入る。その間後ろの車はただ黙って待っている。
 小一時間本を探して出てくると、今度はさっきの車を含めて黒塗りが五台も運転手が乗ったままあの狭いとおりで並んでいる。ご主人様らしき者が店から出てくると運転手が慌てて降りてきて後ろの扉を開ける。なんだかバブル期の銀座の夜のようである。はた迷惑この上ない。すぐそこにある駐車場に入れてゆっくり止まったら良さそうなものである。

  • 今月で終わりの月刊誌「論座」10月号。これまでド派手色だった表紙がすっきりしていて店頭で気がつきにくい。よく見ると白抜きで「最終号」としてある。中村千晶が映画評論で「Into The Wild」を取り上げている。意外とあの映画入るのかね?最後だということで「U-40」なる特集をしているがそこで赤木智弘が書いている。彼はそういういい方をすると「論座」の落とし子かもしれんですよ。でもなんだか、今月号は今集中して読む気にならん。しばらく経ってから読むことになるかも。朝日・ジャーナル、とっくになく、論座までつぶしてしまうのかとやっぱり朝日新聞社はこの程度のものに成り下がったのかと時代の変化はあれよあれよという間である。
  • 渋谷陽一の季刊雑誌「SIGHT」2008Autumn号は「総力特集!日本の医療はなぜ私たちをラクに治してくれないのか?」で、私にとっては実にタイムリー。なんでこんなことになっちゃのかを教えてくれるのでこれは重宝。この雑誌はどんどん良くなっていくような気がする。

SIGHT (サイト) 2008年 10月号 [雑誌]

SIGHT (サイト) 2008年 10月号 [雑誌]

それだけで帰ろうとしたのに、5階にあがってしまった。

  • 昭和二十年の「文藝春秋」文春新書編集部編 2008.07:昨年の6月に“昭和十二年の「週刊文春」”というのが出ていて私はまぁ興味本位に入手していたけれど、多分これに味を占めたのであろうか。敗戦前三冊、敗戦後三冊があの年に刊行されていたのだそうだ。徳川無声の日記のことをちらっと見かけたので入手。

昭和二十年の「文藝春秋」 (文春新書)

昭和二十年の「文藝春秋」 (文春新書)

  1. 「反米主義」近藤健著 講談社現代新書 2008.08:近藤健:1933年生まれ 1957年毎日新聞入社 サイゴン ニューヨーク各特派員 外信部長 ワシントン支局長 論説委員などを経て英文毎日局長 1988年退社後 国際基督教大学教授 愛知学院大学教授を務める。どうしてもアメリカ中心のグローバリズムを追求していくと日本は丸裸になって将来展望の失われた社会になりそうだけれど、これはどうしたらよいのかと思っているものだからちょっと近藤先生の説をお伺いしてみようと思った。

反米主義 (講談社現代新書)

反米主義 (講談社現代新書)

  • 「秘録 東京裁判清瀬一郎著 中公文庫BIBLIO20世紀:いわずと知れた極東軍事裁判において日本人の弁護人をつとめた清瀬一郎が昭和41年に読売新聞に連載したもの。

秘録 東京裁判 (中公文庫BIBLIO20世紀)

秘録 東京裁判 (中公文庫BIBLIO20世紀)