学力テストの結果を公表しろという橋下の主張は前にも書いたように（こちら）私は彼の意見に与する気持ちはない。
私たちは、どうしても「序列」に関心が集まりがちな全員参加型のテストは見直すべきだ、と訴えている。子どもたちへの指導改善に役立てるのなら、抽出テストで十分可能と考えるからだ。
しかし、現状を認めるとしても、単に結果を公表することに意味はない。
結果を分析し、どういう改善策を講じるのか。そうしたことを加味した公表こそ、意義があると言いたい。地域住民も保護者も、学校をより理解する手助けになるからだ。そこから、学校に地域が協力しようという機運も生まれよう。（2008/10/20付 西日本新聞朝刊）
ここを語るならば意味があるかも知れないが、元成績優秀者たる大阪府知事のいい方とは違っているような印象を受ける。彼の直情的なもののいい方、考え方に誰かアドヴァイザーはいないのか？
